ふみのや ときわ堂

季感と哀歓、歴史と名残りの雑記帳

さくら散る

さくらの影が、犬におちています。散ると、犬もいっしょに、さくらとうつれます。「星座になってはじめていっしょになれる神話を思いだす」そうです。かなしい話にするのはいつも人間です。犬は、どうでもいいです。でも、なぐさめてあげます。 (愛犬ホーム…

鬼才からの賀状テロ 1

尾張にすむ、園芸部の鬼才からとどいた、年賀状をご紹介します。 ゴールドです。綺羅綺羅しいです。めでたい正月にふさわしいです。金とは退魔の色です。年賀のあいさつついでに魔を払ってくれる、さすがの心づかいです。とどいた賀状のなかで、ひときわ異彩…

新入りの犬追物6

新入りは、ちいさくてうごくものは、犬だとおもっています。犬(仮)を、めでています。おいかけられないので、じっとみています。動こうとしないので、コップをわたされています。くつろいでいます。いくらでも、めでるといいです。ちいさいものをめでる、…

挑戦

いどむ眼というものを、おみせします。 大波小波どんな波もわれてくだけてさけてちるかも ほんとうは、シャンプーされた犬です。波じゃないです。ぬれねずみです。(愛犬ホームズ著『アート、それは犬』より)

高貴

犬は、高貴です。「たかだかとした鼻梁」「波だつ金いろの髪」「かたくむすばれたくちもと」「夜のように澄んだ黒いまなこ」「まつろわぬ目線」だからです。犬は、高貴なのです。(愛犬ホームズ著『アート、それは犬』より)

ケモノの矜持

ごらんください。この躍動感。犬のすばしっこさが、わかってもらえるとおもいます。こうやって犬は、かけあがります。犬のかっこよさを、みごととらえた逸品です。もっといってくれていいです。そうです、犬は、かっこいいのです。 (愛犬ホームズ著『犬よ、…

あまえるとは。

あまえるとは、どういうことか、おつたえします。人間は、あまえるのがへたです。すかさず。まをおかず。くうきをよまず。おかまいなく。おきづかいなく。おなかをだします。あまえるとは、ずうずうしいことです。ずうずうしい、いいことばです。 (愛犬ホー…

新入りの犬追物5

新入りは、ちいさくてうごくものは、犬だとおもっています。新入りはきょうも、しろい犬(仮)を追っています。遠くから、ねらっています。新入りはちびなので、しろい犬になめられています。犬もよくなめられます。こんど、なぐさめてあげようとおもいます。…

無残絵。

刈られた毛皮と、刈られた犬。そのうえ、ぬれねずみ。「これはなにかに似ている。そうだ無残絵だ」「あわれがましい」「同情の涙が注がれるべき」「辛苦の業」好きにいえばいいです。犬は、がまんしてあげます。 (愛犬ホームズ著『犬のかなしみ』より) ▲さ…

ホームズは、こたえをしっている。

犬は、かしこくなるように、ホームズと名づけられました。そうでしょう、そうでしょう。犬は、しっています。ごはんをたべて、ねむることです。それがたりてないとおもいます。それで事件は、かいけつします。ふふん。 (愛犬ホームズ著『犬よ、声低く真実を…