ふみのや ときわ堂

季感と哀歓、歴史と名残りの雑記帳

2018-08-02から1日間の記事一覧

運命思考のものがたり

万物は流転し、そのめぐみは尽きることがない。ひとりひとりは、たよりない笹舟にのって、風に雪に翻弄されているようにみえても、見えないなにかに護られている。たったひとりで寄る辺なく、生をあるいているようにみえても、そうじゃない。点と点は、糸を…

分析思考のものがたり

刻一刻と事態は変わっている。現時点では結論はここになるが、言い切れはしない。樹形図のように、あらゆるパターンを検討して、自分の能力で考えうるかぎりでは、おそらくこれが確からしい。ただ、100%はありえない。この世にあるかぎり、全事象を把握…

責任感のものがたり

やるといったら、やり遂げる。そうやって切り開いてきた。やりたいことをコミットしよう。引き受けたことは、やれること。ハードルを越えていこう。越えていける。実行できる。 約束は破らない。有言実行、不言実行、やるといったらやるのだ。つべこべいわな…

目標志向のものがたり

ねらい定めて、腕ふりかぶって、投げる。外したか。また投げる。そう、近くなっている。それでいい。ストライクゾーンはあの円のなか。決して見誤ることはない。今日も順調。 ゴールのわからない道なんて歩きたくない。なんのための労苦なのか、わかって挑み…

戦略性のものがたり

モルモットが迷路のなかを、ひた走っている。壁にぶつかった。どちらを選べばいいんだろう。鳥の目で見下ろしている自分と、モルモットとして走っている自分がいる。ふと横をみると、別のモルモットも一心に走っている。しばし考える。演者がこの数いるとき…

競争性のものがたり

2番はいや。とにかく勝ちたい。なにがなんでも1番がいい。どうしようもなく、むやみやたらに。数値化して。ごまかさないで。あいまいにしないで。 いちばんがわたしだって証明したい。あの白いテープをきりたい。だってたのしい、こころ弾む。ほかに理由な…

自我のものがたり

自分がとるにたりない存在だなんて、想像するだけで、まるで絶望。けっとばされてどこかにいってしまう石ころだなんて思いたくない。見向きもされないなんて、ぞっとする。雑巾になったほうがまし。 陽光がなければこの世は滅ぶ。それくらいの強烈さで魅了し…

取引先が夜逃げをした。

どうやら逃げたらしい、と、電話口がいった。 びっくりして聞き返した。 逃げたって? 2日に1回、うちの会社にきていた取引先さんが、行方不明になった。どの電話にかけても「現在使われておりません」になる。同業他社さんに聞くと、どうやら破綻したらし…

あたしメリーさん。すこし足が悪いの。

みなさまにご相談があります。 こないだ、夜23時ごろ、いい感じにほろ酔い加減で帰路についておりました。 まだまだ客引きのいる最寄り駅で降りて、若いミニスカ女性も余裕であるいているにぎやかな大通りを北上して、一本、奥に入ります。 そこからはぐっ…