ふみのや ときわ堂

季感と哀歓、歴史と名残りの雑記帳

切なさ向上委員会

たまごは断崖絶壁でマザーグースを歌う。

わたしはたまごが好きである。今夜はのこりもので済ませようと思って、1品足すためにたまごを焼いたら、そのたまごだけ完食してしまった。こどもか。その次に、まだ食指の動く、ポタージュをのみほした。ポタージュはカボチャが至高だと思っているけれど、…

乙女心と秋の空と、ハンプティと夏の空。

切なさ向上委員会のみなさま、こんばんは。そうでないみなさま、だんだん委員になりたくなってきたところではないでしょうか。入会金0円。会費も0円。来るもの拒まず、去るもの追わず。会員同士で、ひとくさりの置きてがみを。もちろん手書きです。肉筆で…

けもの。

犬は、たいおんが高くて、毛皮をきています。くっつくと、夏はあつがられます。でも、秋口からは、暖をとられます。犬はかわらないのに、みんながかわります。犬が、ケモノだからです。それがケモノのカナシミなんだそうです。

金襴緞子の帯しめながら、花嫁御寮はなぜ泣くのか。

読んでいた本に、竹久夢二の詩、「宵待草」がでてきた。ははあ。もうそれだけで染みてくる、きざし。はたして予感は的中した。だよね、わかってる。もちろん旋律を聞きたくなって、宵待草を流した。 待てど暮らせど、来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 今宵は月も…

悲しむなかれ、我が友よ。旅の衣をととのえよ。

かなしみセンサーの鍛錬に余念がない、切なさ向上委員会のみなさま。そう、あなたです。だいたいこのタイトルを聞いただけで、ピンときますね。きっと戦争だ。あたりです。友にわかれを告げるだけで。旅支度をするだけで。出征する学友の、若いまなざしが、…