ふみのや ときわ堂

季感と哀歓、歴史と名残りの雑記帳

愛犬ホームズの推理

ミニチュアダックスフンドの愛犬ホームズの日常です。

ちゃいろい、かたまり。

ちゃいろいかたまりがあります。くたびれた、ちゃいろい毛皮です。みなさんごぞんじの、犬です。よごれてません。これがいつもです。もそもそしてます。犬は、いつもイケメンではありません。あんしんしてください。 (愛犬ホームズ著『アート、それは犬』よ…

風のとおりみち

風がね、ふいてます。犬もね、きもちいいです。人間もね、きもちよくなるといいです。犬は、いつもいっしょです。 (愛犬ホームズ著『犬のもたらす薔薇色の日々』より)

きびだんご

犬といっしょに、旅にでましょう。犬もいっしょに、ついていきます。犬はね、犬はね、人間といっしょです。おともします。今に生きてます。でもあしたも、おともします。 (愛犬ホームズ著『それが犬の生きる道』より)

なでなでなでなで

犬の眼をみてください。こころがきれいなひとの眼です。たとえ、おなかなでなでの態勢であっても。そしてこの眼は、かなしみも知っています。なでなでは、ときに、かなえられません。 (愛犬ホームズ著『犬よ、声低く真実を語れ』より)

毛皮とまるがりと夏

犬は、毛皮をきています。さむいところの生きものです。肉球からしか、汗がでません。舌をだすしかありません。 人間がじっとみています。「暑い?」しきりに、きいてきます。「もうちょっと刈ろうか?」犬は、ことばが話せません。こうやって犬は、ぶざまな…

ティッシュとはみがき

このふわふわは、はみがきされる予感です。はぐきをむきだしにされます。はみがきは不快です。空気をだして、「しーしー」と、威嚇します。人間は気にしません。人間は、犬が、がぶりとやれることを、わすれています。犬は、犬は、つよいのです。でも、がぶ…

グッドニュース

あのねあのね、そこのご主人。犬ね犬ね、いいことあったの。つまんないこというだろうって?犬もそうおもいます!あ、まって、ご主人…… (愛犬ホームズ著『犬のもたらす薔薇色の日々』より)

さとり世代

犬は知っています。人間のごはん、もらえないことを。犬はわかってます。暑いときは暑いです。さむいときはさむいです。でも、犬は、おちてる柿をもらえます。おちてるやさいも、もらえます。人間のミルクをちょっとでもなめたら、ぜんぶもらえます。いやが…

さんぽ拒否

さんぽにつれていかれると、ずりずりします。犬はふんばります。そっちにはいきません。人間はあきらめます。ひきかえします。家で人間が心配そうにいいます。「ほむちゃん足が痛いんかなあ。暑いのかなあ」「だから帰り道だけ、一生懸命あるくのかな」 人間…

犬の池について

犬の池があります。犬の庭にある、犬の池です。巡回のさいには、犬は、池をのぞきこみます。池があれば、みるのです。水があれば、のぞくのです。おなじもので、いいのです。なにがみえても、いいのです。 (愛犬ホームズ著『犬と四季』より) ▲柿はもうなっ…

にっこり

かぜふいてますね。きもちいいです。犬、いっぱいあるきました。ゆっくりしてます。人間もゆっくりするといいです。にっこり、ゆっくり、にっこりです。(愛犬ホームズ著『犬と四季』より)

もしかして:

おにくですか?犬ね、ここにいますよ。気づいてるかな、とおもったんです。犬、ちいさいから、そういうこともあるとおもって。犬ね、およばれしたら、ちゃんといく子です。犬ね、犬ね、いそいでないですよ。 (愛犬ホームズ著『食卓と犬』より)

こんじきのちいさき犬のかたち

をしているものは、愛です。犬とは、愛なのです。犬は人間をかわいがっています。人間も犬をかわいがりましょう。それが愛というものです。 (愛犬ホームズ著『それが犬の生きる道』より)

みてる

犬が、すわりこんで動かないから、人間がいいました。「なにかあるの」このひかる道のさきには、きぼうとか、あしたとか、あるとおもいます。人間とか、人間とか、とおっていきます。犬はずっとみてるのです。人間はすぐ、理由をしりたがります。みてるから…

ボロの共演

犬は寝ます、ティッシュといっしょに。まるがりになりそこねた犬は、くしゃくしゃのティッシュといっしょです。人間はいいます。「よりいっそう、襤褸い」犬のせいじゃないです。 (愛犬ホームズ著『犬のもたらす薔薇色の日々』より)

まっててあげます。

なにかありましたか。おとしものですか。ひろってきていいです。まっててあげます。犬にもわけましょう。 (愛犬ホームズ著『犬のもたらす薔薇色の日々』より)

くんくん

くんくんするのは、しんあいの表現です。くんくんさせてください。「なんか冷たいのついた」とか、いわないでください。鼻がぬれているのです。きたなくないです。はなみずじゃないです。 (愛犬ホームズ著『犬のかなしみ』より)

やわらかい

犬はやわらかいです。人間はいいます。「これどうなってるの」のびています。くつろぎ上手というらしいです。鼻がたかいです。みなさんも、のうのうとしましょう。あしたはよくなります。 (愛犬ホームズ著『犬のもたらす薔薇色の日々』より)

かなしみ

犬はかなしみをしっています。かなしみを知る目をしています。人間がかなしいと、犬もかなしいです。なかみはわからないです。かなしいだけでじゅうぶんです。犬はわかります。 ところで、みどりの梅がおちています。たべていいですか。 (愛犬ホームズ著『…

護衛官

ねむっているとお思いかと思います。護衛しています。けどられないようにです。ゆだんしているようにみせています。犬はすぐおきます。犬は、人間を、まもってあげています。肉をください。 (愛犬ホームズ著『犬のもたらす薔薇色の日々』より)

光あふるる春の日に

めだかおいけこかげひごい それがいぬのおにわ (愛犬ホームズ著『じっくり味わう犬の詩集』より)

犬だって。

犬だって、いじけるとき、あります。人間をからかうの、好きです。茶々は、いれるほうです。かまってもらうほうが、だいじです。お相手されたいです。でも犬だって、ふんわりされたいです。ふんわりを、おねがいします。 (愛犬ホームズ著『犬のもたらす薔薇…

柿の春

犬は柿が好きです。おいしいからです。きくところによると、柿がもどってきたらしいです。もうすぐ柿がたべられます。たのしみです。 (愛犬ホームズ著『犬のもたらす薔薇色の日々』より)

意思

犬はふんばります。いきたくないからです。犬は、ちいさいので、人間にまけます。ずりずりされます。「ロック中のキャスターつきイス」だそうです。そのうち、もちあげられました。「さんぽの意味ない」人間はいいます。「ホームズ重い」人間はいいます。 (…

名犬ホームズ

人間の夜がおそいです。となりにすわって、ねむっていました。そろそろ犬のへやに帰ろうとしました。人間はよびます。「ほむちゃん」もういちど、となりにすわりました。しばらくして、犬のへやに帰ろうとしました。人間はまたよびます。「ほむちゃん」もう…

犬のワルツ

犬は♬︎ 犬は♬︎あるく♬︎ あるく♬︎犬はいつもごきげんです。ついていってあげます。おつきあいしてあげます。犬はみんなのともだちです。るん。 (愛犬ホームズ著『犬のもたらす薔薇色の日々』より)

さがしもの

さがしものは、ありましたか。犬はまだです。おつきあいしてあげます。犬もさがします。やまわけしましょう。 (愛犬ホームズ著『犬追物』より)

あれ。

あれが光ると、きょうがおわります。あれです。みなさんも、そろそろおわりです。犬といっしょにねましょう。目がしぱしぱします。ひとりにしないでください。 (愛犬ホームズ著『犬のもたらす薔薇色の日々』より)

はこび屋

犬のです。ふわふわは、犬のです。新入りもほしがります。犬と新入りがとりあいます。犬は、はこびます。犬のだからです。 (愛犬ホームズ著『犬のもたらす薔薇色の日々』より)

パトラッシュの水飲み場

このたらいは、パトの水飲み場です。まえの犬は、ここで水をのんでいました。犬は、ちいさいので、のめません。 (愛犬ホームズ著『犬と四季』より)