ふみのや ときわ堂

季感と哀歓、歴史と名残りの雑記帳

私訳ストレングス・ファインダー

Gallup社ストレングス・ファインダーの私訳・解釈記事です。

共感性は、ほんとうに、君のきもちがわかるのか?

わかーる わかるよ~♪ きみのきもちー! ファッションビルを横切っていたら、ふいに耳にとびこんできた。天井から注がれるメロディに、唐突に、全肯定された。前奏がない。いきなり、この歌詞がくる。わかる、わかるよ、きみのきもち。少女のような童顔が、…

最上志向のものがたり

最上志向は、ひた走る。優れていたい。ぬきんでていたい。凡人だなんて、まっぴらごめん。どこまでも走る。きりはない。それでもかまわない。終わりがこなくとも、夜が明けなくとも、果てがなくとも。そういう自分で、あらねばならない。 夜の街を、疾走する…

ミス・ユニバースとストレングスファインダー!

ドナルド・トランプから指名され、日本のナショナルディレクターをつとめた、イネス・リグロン。彼女の指導によって、48年ぶりに、日本代表がミス・ユニバースに選出されることになる。というのが能書きなんですが、このひと、目を奪うほどの美人。 あまい…

回復思考の、回復できぬ、不治のやまい。

直したくて、治したくてたまらない。ちいさいころから、くつしたを修繕するという趣味がある。 小学生のころ、くつしたの穴を、糸でくっつけた。穴にむかって、しぼりができるので、どうにも着心地がわるい。親にあきれられた。くつしたなんかをつくろってい…

内省のものがたり

ぐつぐつぐつぐつ、煮立てている。のぞきこむと、ホーロー鍋に、あかいゆで汁が、みちみちている。内省は、時間をかける料理が得意だ。内省レシピは、こうなっている。イチゴに、グラニュー糖をまぶして、まる1日おいておく。するとイチゴから、水がしみだ…

歴史上の人物を、それぞれがメンターとするなら、誰がふさわしいか。

このお題がたのしすぎて、風邪をひいて寝込むという、いけてなさすぎる境遇のうちに、ひたすらキンドルを読んでいた。ベッドのなかで。寝てない。おかげでまったく眠れない。司馬さんの「国盗り物語」を読みながら、安んじて眠れるひとが、どこにいるのだろ…

指令性のものがたり

将は、立たねばならない。立って、指揮せねばいけない。ひと声、あげなければいけない。 まよわず、挙手した。手が、おのずから、あがった。反射神経といってもいい。自分がする。誰かがする、それまで待つ、などとは、考えない。気づけば、一歩、踏みこんで…

回復志向のものがたり

回復は、行動力である。概念じゃない。ひとりでもいい。自分だけでもやる。だれの力もいらない。今日もひとりで、靴ひもをむすぶ。革ぶくろを背負う。さあ、いこう。 岩をかついで、山頂をめざす。ときおり、転がりおちてくる小岩もひろう。これもいっしょに…

アレンジのものがたり

ボールをひとつ、ふたつ、みっつ。あお、あか、きいろ。ジャグリングしながら、うしろにひとつ投げる。くるっと回転してまたキャッチ。歓声があがる。ボールをよっつ、いつつ、むっつ。みどり、むらさき、だいだいいろ。こんどは、回転しながらみっつ投げる…

個別化のものがたり

6時58分発、まえから3両目。この女性は、いつもしわのないダークスーツ。濃紺がおそろしく美しい。折り目がつきにくいのか、着古し感がない。スーツがまろやかに身に沿っている。パンプスは5~7センチ。ダークカラーばかりだけれど、デコラティブなビ…

原点思考のものがたり

ひとは、スイッチを押したら、立ちあらわれる、ホログラフィーじゃない。いまこの瞬間に、パッとあらわれたわけじゃない。生まれてからここまで、なにかに嘆き、なにかを期待され、だれかを見送り、なにかに打ちこみ、なにかを捨てて、ここまで歩いてきた。…

ストレングス・ファインダーの読みとき超入門(2/2)

きのうの記事で、ストレングスの順位についてまでいったので、きょうはその使いこなしです。 (1)いま、どの資質を使っているのか、モニターしつづける (2)つかっている資質の、よい面があらわれているか、判別する (3)下位資質は、人から借りる。 …

ストレングス・ファインダーの読みとき超入門(1/2)

ストレングスファインダーってすごいらしい。世界をまたにかけるギャラップ社が、とんでもない資金を投げいれて、つくりだした、コンサルツール。ある外資系金融機関では、マグカップに自分のストレングスを書いてまでいるらしい。 勢い勇んで出したはいいも…

ポジティブのものがたり

どうせするなら、楽しくないと。イベント、あつまり、おしゃべり、大好き。きらきら目もとに、前のめり、相手にあかるさを注ぎこむ。どばっとごっそり、まぶしすぎる明度で。 根拠はないけれど、だいじょうぶ。理由もないけれど、だいじょうぶ。さあ、笑って…

自己確信のものがたり

わが社がしなくて、だれが挑むのだ。ひっくりかえしたビールケースの上に立って、熱弁をふるう。根拠はない。資金もない。経験もない。でもやれる。やるしかない。 口角泡を飛ばし、身ぶり手ぶりで、訴えかける。60分ほど、暑苦しく演説したら、あたりには…

公平性のものがたり

社会は、ひらかれ、ただしく、くもりなく。みんなに等しく、みんなに機会を。だれもがバッターボックスにたつ権利がある。それをみんなで応援しないといけない。 ルールはあきらかであるべきだ。だれの目にふれても、おなじような判断ができるように。みがい…

競争性と運命思考は、順位が逆にでるのではないかという仮説と、かりそめのゲーム。

競争性は、勝ちたい。現実にめっぽう強い。この現世において、目のまえのあのひとを、ぬきたい。まっしろのテープを切りたい。群をぬきたい。あたまひとつ飛びだしたい。そんな競争性は、おとなげなく子どもにも勝ちにいく。 ということを、小学校の教師をし…

調和性のものがたり

和を以って貴しとなす。ゆずれるところを、照らしあわせよう。ひととひととは、どこかで交わるところがあるだろう。わたしたちは支えあってきたのだから。おなじ人間なのだから、きっとできるだろう。ベン図の交わっているところを探そう。最大公約数を探ろ…

適応性のものがたり

さあ、きたきた。やっかいごとがやってきた。スムーズにいかせてもらえないとは思っていたけど、いまごろおでましか。待ってた待ってた。 次のご予定は? 至急、緊急なんでもどうぞ。混乱、波乱、いつでもうけます。 急に流れが変わっても、一瞬で選べる。電…

クールでホットで、伊達でいなせな、原点思考。

原点思考は、なんか地味である。ひるがえって、未来志向は、なんかきらめいてる。いいなあいいなあ。 未来志向がサッカー部なら、われわれ原点は、100周年記念誌制作部です。発行しても、じじばばにしか読んでもらえません。OBOGと、あと先生が、ほめてくれ…

慎重さのものがたり

慎重さは満たされない。うまくいかなかったときの後味がにがいから備えるだけで、したいからするわけじゃない。それに遂げたとしても、気が済むだけで、ちっともうれしくない。 慎重さがこころを砕いて、あらかじめカバーして、こころよくめぐんでくれたうし…

なにもできない共感性とそれをまもる資質群の相克

共感性は、蔑まれてきた。弑されようとしたことすらあった。かれは弱々しく、なにもしない。あろうことか、足を引っぱる。走りだす右足をとるものがある。下を見るとそこにはかならず共感性がいた。かれはこちらを見あげない。どんな表情をしているか、たが…

包含のものがたり

包含は、包容する。輪のなかにいれたい。エリートでも選民意識がない。自分に似たひとも似ていないひとも、まるっとふくめていく。のれんをあげて、にこっとほほえむ。入っておいでよ。外はさむいね、コタツをつけとくよ。ほらそんな隅っこにいないで、あっ…

信念のものがたり

信念は、唯一の正しい道をゆきたい。この道をいけば、人生のおわりに、約束の地にたどりつける。 場が凍りついたとしてもいう。信念で左遷されても、信念で返り咲ける。そう、それを信じればいい。 だれにだって信じるところのものはあって、それをおもてに…

親密性のものがたり

だって、ほんとうの人間関係じゃないと意味がない。たましいを揺らすほどの、心臓がふれるほどの。歩いて通りすぎるだけの、浅いつきあいなんて、なんの滋養にもならない。相手の目をみる。あなたと話したい。あなたと近づきたい。あなたはどんな人なの? あ…

着想のものがたり

ひらめいたから、だれかにいいたい。やってみたい。星が脳天におちてくる。電気の刺激でつながる。 (あれとこれに共通点が!)(そういえば、あの話の理由はここにあったのかも!) かちっとくるよろこび。ぞくぞくする。なんて気持ちいい。伝えたいから、…

規律性のものがたり

ものには住所があり、ながれゆく時にも、時間割がある。 朝、おなじ時間におきて、おなじテレビ番組をつける。1回目のCMのときに朝食ができあがり、天気予報のころに着替えがおわり、地域ニュースをするころに、はみがきをしている。ドアをあけて外出をす…

収集心のものがたり

知りたくてたまらない。集めたい。触れたい。食べたい。やってみたい。とにかくインプットしたい。 おいしいものはおいしい。おいしいものを食べたいことに理由が必要?ああ、たべたい。のみほしたい。餓えて渇いてたまらない。 あの甘露がほしい。あの果汁…

カテゴリ「ストレングス・ファインダー」について

ストレングス・ファインダーとは、米国ギャラップ社が200万人を分析して、34にひとの資質をきりわけたものです。ギャラップ社は、世論調査とコンサルティングの会社らしいです。その世論調査の執念がすごすぎて、そこまでして、なぜ、といいたくなる地…

運命思考のものがたり

万物は流転し、そのめぐみは尽きることがない。ひとりひとりは、たよりない笹舟にのって、風に雪に翻弄されているようにみえても、見えないなにかに護られている。たったひとりで寄る辺なく、生をあるいているようにみえても、そうじゃない。点と点は、糸を…