ふみのや ときわ堂

季感と哀歓、歴史と名残りの雑記帳

みてる

犬が、すわりこんで動かないから、人間がいいました。
「なにかあるの」
このひかる道のさきには、きぼうとか、あしたとか、あるとおもいます。
人間とか、人間とか、とおっていきます。
犬はずっとみてるのです。
人間はすぐ、理由をしりたがります。
みてるから、みてるのです。

(愛犬ホームズ著『犬のもたらす薔薇色の日々』より)